サバト



魔女達は、季節の変わり目である8つの魔女の祝日に儀式を行うサバト。
それぞれの季節を2等分する冬至・春分・夏至・秋分、此をエスバトという。

魔女達は、満月の夜に集う・・・・



サーオイン(10月31日)
魔女達の1年の終わりであると共に、始まり
でもある日。
冬至(12月21日)
太陽がその勢力を最も弱め、そして復活する
この日は死して蘇る神と関連付ける。
イモーク(2月2日)
この日は、月の女神が帰還する日とされ、
自然のサイクルの中で春の兆候が感じられる。
春分(3月21日)
太陽の力が本格的に復活する日。この頃は、
愛の呪いに適した時期とされる。
ベルティーン(4月30日)
古くから、ワルプルギスの夜として知られる。民間伝承の間でも魔女の儀ョとされた。
夏至(6月21日)
太陽の勢力が頂点に達する日。妖精との関係が深い日とされる。森に行けば妖精に会えるか?
ルーナサ(8月1日)
穀物の収穫の始まりを祝う日であり、大きな
実りを祈る日。
秋分(9月22日)
太陽の勢力が弱まり始める日。蔦と葡萄の
月とされ、林檎の呪いも行われた。




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魔女の入信儀式


魔女の志願者は、月夜の晩に荒野などで催される魔女集会(サバト)に出席する。
魔女の入信儀式は、このサバトの最初に行われる。



  其処にはおぞましい悪魔が待っていて、志願者はここで信じてきたキリスト等を全て否定し、
  その証拠として悪魔の目の前で十字架を踏みつけるよう命じられる。

  志願者は悪魔の名に於いて、悪魔の洗礼を授けられクリスチャン名を捨て悪魔の名前が新たに
   付けられる。                      

  ・志願者は悪魔に自分の歯や爪などを渡し、地面に円を描きその中で悪魔への服従を誓わなけれ
   ばいけない。                      

  ・志願者は己の名前を悪魔の持つ「死の書」に書き込み、子供を呪術により1ヶ月に1人殺して
   悪魔に捧げる事を誓う。                 

  最後に志願者は悪魔に跪き、こう宣言する。                

  「キリスト教のミサを否定し聖母と聖人を侮辱し、教会の設備等を破壊し聖なる蝋燭・聖水を決して
  用いず、自分の罪を心から懺悔せず、そして悪魔と自分との関係を何があろうと口外しない。」


  入信儀式が終了して、志願者が晴れて魔女として迎えられた後には悪魔と魔女との宴が始まる。
  悪魔を中心に魔女達が集いあらゆる冒涜行為と性的乱交を繰り返す。


  サバトが開かれるのは主に夜中で、午後10時頃から夜明けまでの間だという。





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サバトの宴


魔女達は、どのように向かいそしてどんな宴を行っているのだろう?
いざ、サバトへ・・・・

 
  サバトへの集合 

  魔女はサバトへの出席の準備を自ら行う。
  空中移動の軟膏り藜に塗り、熊手ゃ犇に乗って空中を飛ぶ。(動物を使う場合もある)
  サバトの行われる場所は様々。

  悪魔の賛仰 
  実行すべき特別な儀式。
  悪魔による洗礼や魔女の結婚等は別にしても、悪魔に対しての忠誠の儀式だけはどの地方のあらゆる
  サバトに於いて必ず行われた。

  会食 
  サバトは、果てしなき食欲と情欲の狂宴とされた。
  会食の後に食べるデザートの「魔法のケーキ」は拷問されても口を割らない効果がある。

  催し物 
  
円になり、常に左向きに回る舞踊が行われる。

  乱交 
  
参加する魔女全員が近親相姦を行い、悪魔とも交わる。





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