【魔女の入信儀式】

魔女の志願者は、月夜の晩に荒野などで催される魔女集会(サバト)に出席する。

魔女の入信儀式は、このサバトの最初に行われる。


 其処にはおぞましい悪魔が待っていて、志願者はここで信じてきたキリスト等を

   全て否定し、その証拠として悪魔の目の前で十字架を踏みつけるよう命じられる。

 志願者は悪魔の名に於いて、悪魔の洗礼を授けられクリスチャン名を捨て悪魔の

名前が新たに付けられる。                      

 志願者は悪魔に自分の歯や爪などを渡し、地面に円を描きその中で悪魔への服従

を誓わなければいけない。                      

 志願者は己の名前を悪魔の持つ「死の書」に書き込み、子供を呪術により1ヶ月

に1人殺して悪魔に捧げる事を誓う。                 

 最後に志願者は悪魔に跪き、こう宣言する。                

 「キリスト教のミサを否定し聖母と聖人を侮辱し、教会の設備等を破壊し聖なる

  蝋燭・聖水を決して用いず、自分の罪を心から懺悔せず、そして悪魔と自分との

関係を何があろうと口外しない。」                  


入信儀式が終了して、志願者が晴れて魔女として迎えられた後には悪魔と魔女との

宴が始まる。悪魔を中心に魔女達が集いあらゆる冒涜行為と性的乱交を繰り返す。


サバトが開かれるのは主に夜中で、午後10時頃から夜明けまでの間だという。